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神戸で公共交通を考えるsclaps
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クルーズ客船と漁船が接触、1人怪我 明石海峡 <神戸新聞 2010/10/14>を添削

 神戸海上保安部に2010/10/14午前入った連絡によると、神戸市沖の明石海峡を航行中のクルーズ客船「ぱしふぃっくびいなす」(26594トン)と操業中の漁船が接触した。漁船の男性乗組員(42)が転倒し、腰を打つ怪我。

 「ぱしふぃっくびいなす」を運航する日本クルーズ客船(大阪市)によると、同客船は2010/10/14 10:00に神戸港を出港し、2010/10/15 08:30に韓国・釜山に到着する予定だった。乗客268人と乗員198人が乗っていたが、怪我人はいない。同客船は現場でしばらく停船した後、釜山に向かった。

 神戸海上保安部によると、漁船の網に客船が引っ掛かり、その弾みで接触したらしい。漁船は淡路町漁協(淡路市)に所属する「菱丸」で、他の漁船とともに現場周辺でシラス漁をしていた。
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神戸~長崎線を2010/12/16開設 <スカイマーク 2010/10/13>を基に

~2010/12/16就航~
新路線「羽田~長崎線(経由便)」「神戸~長崎線」の就航について

 スカイマーク株式会社は、2010/12/16(木)より「羽田~長崎線(経由便)」「神戸~長崎線」に、それぞれ1日4往復8便体制にて就航することを決定いたしました。運航ダイヤ、各種運賃の概要は以下の通りです。

【増便運航ダイヤ:2010年12月16日~12月31日】
☆羽田→長崎
便名 運航時間
401 07:20 - 10:25
405 11:15 - 14:20
411 14:50 - 17:55
413 17:55 - 21:00
注:「羽田-長崎線」は神戸経由での運航になります。

☆神戸→長崎
便名 運航時間
141 09:10 - 10:25
143 13:05 - 14:20
145 16:40 - 17:55
147 19:45 - 21:00

☆長崎→羽田
便名 運航時間
440 07:40 - 10:25
442 11:35 - 14:20
446 15:10 - 17:55
448 18:45 - 21:30

☆長崎→神戸
便名 運航時間
140 07:40 - 08:40
142 11:35 - 12:35
146 15:10 - 16:10
148 18:45 - 19:45

「羽田~長崎線(経由便)」「神戸~長崎線」の各種運賃について

 2010/12/16~12/24ご搭乗分において、予約変更が可能な大人普通運賃を大変お求めやすい価格で設定いたしました。また、割引運賃は5,800円よりご用意しております。

●「羽田~長崎線(経由便)」・・・11,800円(大人普通運賃/月曜日~木曜日搭乗分)
●「神戸~長崎線」・・・・・・・・8,800円(大人普通運賃/月曜日~木曜日搭乗分)

※運賃詳細につきましては運賃表にてご確認下さい。
(以下略)
 2010/09/29 15:59頃、JR神戸線 宝殿~曽根で列車が通常と異なる音を認めたため、車両と線路を確認しました。

 2010/09/30 21:36頃、JR神戸線 宝殿駅付近で列車が通常と異なる音を認めたため、車両と線路を確認しました。

 2010/10/01 16:24頃、JR神戸線 曽根駅付近の踏切で人が立ち入ったため
ATC急ブレーキ、大阪地下鉄御堂筋線3.3万人影響 <MSN産経 2010/09/28>を添削

 2010/09/28 08:45頃、大阪市営地下鉄御堂筋線 西中島南方~新大阪を走行中の電車(天王寺発新大阪行き)の運転士が、停止信号を見落とし、自動列車制御装置(ATC)が作動。運転士も急ブレーキをかけ、新大阪駅の約155m手前で停止した。乗客約680人に怪我はなかった。
 駅員が安全確認のため誘導しながら通常の停車位置まで移動。電車は信号の手前で時速40kmまで減速する必要があった。
 大阪市交通局によると、運転士(36)は「運転中に雑念にとらわれ信号を見落とした」と説明している。
~~~~
 そういう人はもう電車を運転しないで下さい。
山陽新幹線ひかり号で緊急ブレーキ 姫路駅 <神戸新聞 2010/09/24>を添削

 2010/09/24 10:55ごろ、山陽新幹線 姫路駅(姫路市)で、「ひかり470号」(岡山発東京行き、16両編成)がホームに着く直前、緊急ブレーキがかかり停止した。JR西日本は岡山~姫路の上り線の運転を見合わせ、ひかり470号をホームの所定位置まで動かして運転を打ち切り、乗客は後続に乗り替えた。上り線は11:20に運転を再開した。
 JR西日本によると、緊急停車したのはJR西日本所有の300系車両。原因などを調べている。
MRJの製造を開始 <2010/09/16 中日新聞>を添削

 国産初の小型ジェット旅客機 三菱リージョナルジェット(MRJ)の開発を進める三菱航空機(名古屋市)は2010/09/15、飛行機の設計作業が終了し、製造段階に移行したと発表した。2012年に試作機による初飛行を目指し、三菱重工業(株)名古屋航空宇宙システム製作所(名航)などで生産作業が本格化する。

 今後、取引先メーカーが順次、部品などを生産。名航では大江工場と飛島工場で胴体や主翼と尾翼の製造、小牧南工場などで機体の組立て作業が行われる。

 2012/04〜06に初飛行。その後、量産に必要な型式証明を得るための飛行試験などを実施。2014/01〜03に初号機を、全日本空輸(ANA)に納入する予定となっている。

 MRJは、座席数78席と92席の2種類の機体を計画。航続距離は1590〜3440kmで、地域間輸送などに適している。燃費を競合機より20%削減できる経済性が特長だ。国産旅客機は、日本航空機製造のプロペラ機YS11以来40年ぶり。2007年に機体概要が発表され、これまでにANAから25機、トランス・ステーツ・ホールディングス(TSH、アメリカ)から100機受注している。

 TSHは、アメリカ ミズーリ州セントルイスに本社を置き、傘下にTrans States Airlines、GoJet Airlinesを保有している会社。100機受注だが、確定50機、オプション50機。
225系新型近郊電車の営業運転開始について <JR西日本社長記者会見プレスリリース 2010/09/15>を基に。

 225系新型近郊電車は、2010/12/01から営業運転を開始予定。
 225系には、0番代と5000番代の2種類があります。0番代は最高時速130kmで2列・2列のシート、5000番代は最高速度120kmで2列・1列のシートであり、(0番代を110両、5000番代を116両の)合計で226両を投入する予定です。

# 0番代は敦賀~京都~大阪~神戸~姫路~上郡・播州赤穂(JR神戸線、JR京都線、山陽本線、赤穂線、琵琶湖線、湖西線、北陸本線、草津線)に、5000番代は大阪・新大阪~天王寺~和歌山~周参見(阪和線、関西空港線、紀勢本線、大阪環状線、北方貨物線)に投入。

 また、営業運転を開始するにあたり車両展示会を予定しており、神戸駅・大阪駅では2010/10/23に、京都駅・天王寺駅では2010/10/24にそれぞれ予定。

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近畿車輛製造:試運転中に屋根の部品落下 JR西日本の新型車両 <神戸新聞 2010/05/19>を添削

 2010/05/18 18時ごろ、JR西日本網干総合車両所(兵庫県太子町福地)で、試運転を終えた新型電車225系の2両目の屋根上にあるヒューズ箱の蓋がなくなっているのを、JR西日本社員が見つけた。走行中に落下したとみられるが、まだ見つかっていない。

 JR西日本によると、蓋は強化プラスチック製で、縦約40cm、横約60cm、高さ約5cm、重さ約3kg。225系車両は2010/05/18 10:25頃、製造元の近畿車両 本社(東大阪市)を8両編成で出発し、永原駅(滋賀県長浜市)で折り返し、網干総合車両所まで走行した。途中のおごと温泉駅(大津市)で蓋を確認しており、おごと温泉駅から網干総合車両所までの間に落下したとみられる。

 225系は尼崎JR脱線事故を教訓に衝突時の安全性を高めた車両で、2011/03にもJR神戸線やJR京都線などで運行を始める予定。今回の試運転はJR西日本に引き渡す前に近畿車両が実施した。

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JR西日本、新型車両投入へ 安全性を向上 <神戸新聞 2009/09/16>を添削

 JR西日本は2009/09/16、鉄道事故が起きた際の被害を軽減するため、安全性を高めた新型車両「225系」を、京阪神エリアを走る新快速などに導入すると発表した。約300億円を投じて約200両を順次製造し、実際に走るのは2010年度内。
 JR西日本はJR宝塚線尼崎脱線事故を受け、研究機関や車両メーカーと安全性向上の検討を重ねてきた。国土交通省航空・鉄道事故調査委員会(現・運輸安全委員会)も2007年にまとめた調査報告書の所見で、JR西日本に対策を講じるよう指摘している。
#↑該当車両は新快速とは関係ないけどね。

 最大の特徴は正面からの衝撃を吸収する点。先頭部の一部の強度を高めることで、衝撃力を上に逃がす。踏切で立ち往生した大型車と時速60kmでぶつかった場合、乗客にかかる衝撃を半減させる効果がある。また、万一の時につかみやすいよう、吊り革を1両あたり約60個多い約130個に増やし、リングを大きくする。色も白からオレンジに変える。手すりは角張った部分を丸くし、衝撃が体の一部に集中しないように工夫する。
山陽新幹線緊急停車:配線作業ミスが原因 <JR西日本プレスリリース 2010/09/13>を添削

「こだま729号」緊急ブレーキ動作の原因および対策について

1発生日時
 2010/09/05(日)06:59頃

2発生場所
 姫路〜相生

3発生列車
 こだま729号〔新大阪06:15発博多10:33行〕、車両形式500系(8両編成、博多総合車両所所属)

4列車影響
 影響人員約25800名、運休9本、遅延37本168分〜2分

5状況
 2010/09/05 06:59頃、山陽新幹線こだま729号運転士は、姫路〜相生 駅間走行中に緊急ブレーキが動作し停止した旨を指令に報告しました。運転士が車内で応急処置を行いましたがブレーキが解除できませんでした。係員が当該車両に向かい確認したところ、進行方向と反対側の運転台からの操縦で移動可能であることが確認できたため、09:15に相生駅に向けて運転を再開しました。(後続列車も順次運転再開)

6原因
 2号車床下に設置している機器箱内の電気配線の一部で被覆の摩耗によるショートが発生し、ブレーカーが「切」となったため。
 当該車両は、2010/05に16両編成から8両編成に改造する工事を実施しており、電気配線を付け替える作業を行った際に、誤って配線1本を挟み込んだ状態で端子台を取り付けたため、走行振動などにより被覆の損傷が徐々に進行し、ショートしたものと推定しています。

7再発防止策
 工事の際に使用する施工記録表に『配線挟み込みがないこと』を確認項目として追加し、作業後の目視および実際に触れることで挟み込みがないことを確認します。

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山陽新幹線が緊急ブレーキ 2時間15分運転見合せ <神戸新聞 2010/09/05>を添削

 2010/09/05 06:59頃、山陽新幹線 姫路〜相生を走行中の「こだま729号」(新大阪発博多行き)の運転士から、JR西日本東京指令所に「走行中に緊急ブレーキが作動し停止した」と連絡があった。こだま729号は緊急点検を受けた後、徐行運転で相生駅まで走行。乗客35人を降ろして運転を打ち切った。
 JR西日本は新大阪〜岡山で約2時間15分にわたり運転を見合わせた。9本が運休、37本が最大で2時間48分遅れるなど、約2万5800人に影響した。

 緊急ブレーキは何らかの車両トラブルが発生した際に作動するが、JR西日本は電気系統の不具合があったとみて詳しく調べている。

 また2010/09/05 13:35頃、山陽新幹線 博多総合車両所で、出発前の点検中だった「のぞみ38号」(博多発東京行き)が発車できなくなった。車両を交換し約10分遅れで博多駅を出発、約1000人に影響した。
京王新宿駅死亡事故:逮捕の男性を釈放 東京地検 <毎日新聞 2010/09/13>

 京王電鉄新宿駅(東京都新宿区)で2010/08/23、星槎(せいさ)大学長、佐藤方哉(77)がホームと電車の間に挟まれて死亡した事故で、東京地検は2010/09/13、電車待ちの列にぶつかって被害者を転倒させたとして逮捕送検され、傷害致死容疑で取り調べていた藤井幸則(42、東京都日野市、派遣社員)を処分保留のまま釈放した。近く不起訴処分とする方針。
 捜査関係者によると、当初は酒に酔って他の乗客にぶつかったとみられていたが、その後の調べで、2010/05に眩暈やふらつきを訴えて病院から薬を処方され、事故当時も服用していたことが判明した。東京地検は「他の乗客に故意に衝突したとはいえない」と判断した。

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京王新宿駅死亡事故:転落防止柵があれば… 親族、悲嘆に暮れ <毎日新聞 2010/09/07>を添削

<追跡>

 「もし、駅に転落防止のホームドアがあったら……」

 京王電鉄新宿駅ホームで2010/08、星槎大学長、佐藤方哉(77)が電車とホームの間に挟まれて死亡した事故。被害者の親類は悲嘆に暮れる。警視庁新宿警察署は、酒に酔って電車待ちの列にぶつかり、被害者を転倒させた藤井幸則(42、アルバイト)を傷害致死容疑で送検した。頻発するホームでの人身事故。ラッシュ時に起きた悲劇は、誰もが当事者になり得る危険をはらんでいた。

 2010/08/23 20:35。事故は帰宅を急ぐ会社員らで混雑する京王線新宿駅3番ホームで起きた。電車を待つ列の中ほどで、酒に酔ってしゃがみ込んでいた藤井は、電車到着のアナウンスを聞いて立ち上がった。ふらつき、約4m離れた右隣の列にぶつかる。その列の先頭に立っていたのが被害者だった。数人が体勢を崩す。被害者は弾みで前に押し出され、前屈みになって転倒。折返し運転のため進入してきた準特急電車(京王八王子発新宿行き)とホームの約20cmの隙間に首や胸を挟まれた状態で約10m引きずられ、死亡した。騒然とする中、藤井は茫然と立ち尽くしていた。

 新宿警察署は藤井を過失傷害容疑で現行犯逮捕。故意の可能性も否定できないとして送検(2010/08/25)時に傷害致死容疑に切り替えたが、これまでのところ、故意ではなく不慮の事故との見方を強めている。



 捜査関係者によると、藤井は運送会社の荷物を仕分けするアルバイトを終え、父母や弟と暮らす東京都日野市の自宅に帰るところだった。酒は弱い方だったが、仕事のストレスを解消するため帰宅途中に1、2杯の酒を飲むのがささやかな楽しみだった。この日も、仕事場に近い品川駅そばのコンビニエンスストアなどで缶ビールと缶酎ハイを1本ずつ飲んでいた。
 「人付き合いは苦手だが、まじめで優しい人」。藤井を子供のころから知る近所の人たちは口をそろえる。親思いで、2010/03に肺炎で約1週間入院した際には目の不自由な母親を心配させまいと病状を隠していた。
 大工をしている70代の父親は取材に「息子はバカ者。暑かったから酒を飲んだのだろうか。被害者に申し訳ない」と深々と頭を下げ「口下手な息子だが、人を傷つけることだけは絶対にしないやつなんです」と訴えた。

 一方の被害者は学者仲間と会食後、仕事用に借りた多摩市内のマンションに帰る途中で事故に巻き込まれた。作家・佐藤春夫(1892〜1964)の長男で、行動分析学の権威だった被害者。北海道芦別市にある通信制の星槎大学長を務めていたが、慶応大学名誉教授でもあり、主に東京で生活していた。

 文京区に住む佐藤さんの姪(69)は悲しみをこらえながらも「わざとじゃないのだから気の毒。もし駅に転落防止のホームドアがあったら……」と悔しがった。



 国土交通省によると、2009年度に全国で起きたホームでの人身事故(自殺を除く)は193件。うち110件は酒に酔った利用客の事故だった。今回のように酔った客が加害側になるケースの有無についてはデータがない。
 2006年施行のバリアフリー新法に基づき、国交省は「乗降口の位置がどの車両も同じ」などの条件に合致する新設駅には、可動式ホーム柵(ホームドア)を設置するよう義務付けている。だが既設駅には設置義務はなく、設置率は5%に達していない。京王電鉄担当者は「ホームの構造や取り付け技術、コストなど課題は多い」と明かす。
 新宿駅には事故の目撃者を捜す新宿警察署のビラが張られている。事故状況を解明するには客観的な目撃証言が不可欠だからだ。周囲には何十人もの客がいたのに、情報は乏しい。「痛ましい事故だったが、名乗り出る人が少ない現実も悲しい」。捜査幹部はため息交じりにつぶやいた。
JR西日本:同僚に特急券割引販売、また発覚 <神戸新聞 2010/09/10>を添削

 JR西日本は2010/09/10、福知山車掌区所属の男性車掌(22)が、私用で福知山線を利用した同僚の女性車掌2人(いずれも24)に、正規料金より安く特急券を販売していた、と発表した。
 JR西日本は既に3人を懲戒処分にしたが、名前や詳しい処分内容は明らかにしていない。
 JR西日本によると、男性車掌は2010/08/20、特急「北近畿17号」(新大阪発豊岡行き)に乗務。車内で、新大阪から福知山に向かう女性2人に対し、正規料金(1360円)より安い篠山口〜福知山の特急券(630円)を販売した。男性車掌は「顔見知りなのでまけてあげようと思った」。女性らも「『いいのかな』と思ったが、そのままにしてしまった」と話している。

 福知山線では、福知山車掌区所属の別の男性車掌も2010/08/18、私用で乗車していたJR西日本の女性運転士に特急券を正規料金より安く販売。問題の発覚を受け、同様の不正がなかったか、JR西日本が調査していた。
〜〜〜〜
 つまりこれが常態だということだ。

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先輩運転士に特急券を不正販売 JR西日本車掌 <神戸新聞 2010/08/26>を添削

 JR西日本は2010/08/25、男性車掌(25)が私用で福知山線を利用していたJR西日本の女性運転士(24)に対し、正規料金よりも安く特急券を販売していたと発表した。

以下、JR西日本プレスリリースを添削。

1.発生日時
 2010/08/18(水)22:30頃

2.場所
 特急「北近畿21号」新大阪22:05発、福知山23:55行、4両編成、乗客約120名
 4号車(自由席)内

3.概要
 2010/08/18 22:30頃、特急「北近畿21号」に乗務していた車掌が、車内改札中に新大阪〜福知山を私用で乗車中の社員に対し、本来は自由席特急券「新大阪〜福知山(1360円)」を発売すべきところ、「篠山口〜福知山(630円)」を発売していました。
 本事象は、当該列車にご乗車されていた他のお客様から、2010/08/21(土)に篠山口駅のキク象ボックスへ投書があり、その後の調査により判明したものです。

4.関係社員
 特急「北近畿21号」車掌(福知山車掌区・車掌・25歳・男性)
 私用で乗車していた社員(福知山運転所・運転士・24歳・女性)
JR東海:新幹線300系車両の台車からボルトなど脱落 <MSN産経 2010/09/08>を添削

 JR東海は2010/09/08、新幹線300系車両の台車からボルトなど部品計4点が脱落、なくなっていたと発表した。2010/09/07の保守点検作業で判明した。
 JR東海は、「700系車両などでは既に使っていない部品で、走行に影響はない」としている。ボルトの締付けが不十分だったため、走行中に線路上に落下したとみられる。

 300系を運行しているJR東海とJR西日本は、他の車両の台車のボルトに緩みがないかなどを点検している。

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JR西日本:新幹線300系車両のブレーキ固定のボルト破損、点検で判明 <MSN産経 2010/06/27>を添削

 JR西日本は2010/06/27、JR西日本所有の新幹線300系車両で、ブレーキディスクを車輪に固定するボルトが1本破損しているのが見つかったと発表した。運行前の周期点検で判明し、ダイヤに影響はなかった。

 JR西日本によると、ボルトは直径26.5mm、長さ17.4cmの鉄製。2010/06/27 6時頃、JR東海の検査車両所(東京都品川区)で検査中、車輪にブレーキディスクを固定する12本のうちの1本の頭部が折れてなくなっているのが見つかった。破損したボルトは2007/09から使用。JR西日本は腐食により折れた可能性があるとみて調べている。
ジェノバライン旅客船が漂流 乗客、船内に3〜4時間足止め <神戸新聞 2010/09/08>を添削

 2010/09/08 11:35頃、岩屋港(淡路市)から明石港に向かう淡路ジェノバラインの定期旅客船「まりーんふらわあ2」(岡野正彦船長、104トン、旅客定員235名)から、「船が故障して流されている」と海上保安庁に通報があった。神戸海上保安部の巡視艇などが岩屋港の北東約1.5kmの沖合で漂流する船を発見、岩屋港まで曳航した。乗員乗客25人に怪我はなく、油漏れなどもなかったが、乗客が長時間にわたって船内に取り残される事態となった。

 神戸海上保安部によると、船は11:20に岩屋港を出港。約5分後、長さ約10m、太さ約10cmのロープが2基のスクリューに巻き付き、エンジンが停止した。船は約20分間漂流。神戸海上保安部の巡視艇が岩屋港に曳航したが、岩屋港の入口が狭く入港できなかったため、約3時間後、乗客19人が別の巡視艇で明石港に送られた。岩屋港に戻ることを望んだ残り3人は、さらに約1時間後、作業船に曳航されて岩屋港に着いた。
 男性(71)は「船尾から黒い煙が出たと思ったらエンジンが止まった。長年乗っているがこんなことは初めて。船内は少し暑かった」(中略)

 この事故で、明石港発岩屋港行きの1便が欠航。2010/09/09以降は予備船で通常通りの運航(朝だけ特別ダイヤ)をする。

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株式会社淡路ジェノバライン
 淡路市富島。2002/02設立。親会社は株式会社ジェノバ(大阪市、下着・宝飾業)。
 2001/11に会社解散した西淡路ラインが持つ富島〜明石航路を承継。
 2007/01に明淡高速船(播淡聯絡汽船と淡路連絡汽船が2001/04に合併)が廃止された際、岩屋航路を承継。
 2008/05、富島航路を運航休止。
 現在は、まりーんふらわー2(104トン、播淡聯絡汽船から継承)、レットスター2(19トン、旅客定員63名)、ジェノバ1(?トン、富島航路用)の3隻を所有。
JR西日本:緊急列車停止装置スピーカー内部に紙 <神戸新聞 2010/09/06>を添削

 JR西日本は2010/09/06、車両計10両で、緊急列車停止(EB)装置の警報ブザーが鳴るスピーカー内部に紙が挟まれていた、と発表した。

 EB装置は、運転士が1分間運転操作をしないと警報ブザーが鳴り、さらに5秒間放置すると非常ブレーキがかかる。
 JR西日本によると、2010/08/31、山陰本線で普通列車が島根県内を走行中、EB装置で非常ブレーキが作動した。運転士が「音量が小さく、ブザーに気付かなかった」と報告。2つあるスピーカーのうち、1つにトイレットペーパーが挟まれていた。
 JR西日本が一斉点検したところ、対象の車両1594両のうち、大阪支社2両、福知山支社1両、米子支社5両、広島支社1両のスピーカー内部に、ティッシュやコピー用紙などが挟まれていたことが判明。紙類が挟まれていたのは、いずれも「ブザーが聞き取りにくい」と運転士の要望で壁面に増設されたスピーカー。
 運転士約1300人の聞き取り調査で、挟まっていた紙を取り除いた事例が2件あったが、紙を挟んだと申告した運転士はいなかった。紙が挟まっていた理由についてJR西日本は「ブザーがうるさかったのではないか」と推測。「機器の適切な取扱いを徹底したい」としている。

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ATS警報装置に運転士らがテープ貼る JR西日本、24両で確認 <朝日新聞 2010/08/18>を添削

 JR西日本の複数の運転士が、電車の運転台に設置されている自動列車停止装置(ATS)のスピーカー部分にテープを貼って、音を小さくしていたことが2010/08/18、分かった。JR西日本は、たとえ音が聞こえなくてもATSは自動的に作動するため安全性に問題はないとしているが、(現場の)勝手な判断でATSの形状を変更するのは好ましくないとしてテープを撤去した。

 JR西日本によると、ATSはブレーキをかける必要性などを運転士に知らせ、必要な操作をしないと自動的にブレーキがかかる。2010/06に運転士から「ATSの音が小さい」と申告があり、該当する320両を調べたところ、103系24両でスピーカーにテープが貼ってあるのが確認された。聞き取りに対し数人の運転士が「ボリュームを絞っても音量が大きすぎる場合があるのでテープを貼って調整していた」と説明した。JR西日本の調査では、テープを貼っていても音は聞こえた。
姫路・中2死亡事故:フェンス越え線路侵入か <神戸新聞 2010/09/01>を添削

 JR山陽本線 姫路〜英賀保(姫路市岡田)で2010/08/31夜、電車にはねられ死亡した加西市立中学2年の男子生徒(13)は、線路南側のフェンス(高さ約2m)を登って軌道敷地内に入ったとみられることが2010/09/01、姫路警察署への取材で分かった。遺書などは見つかっていない。姫路警察署は事故と自殺の両面で、死亡した経緯などを詳しく調べている。

 姫路警察署によると、フェンスには人がよじ登った跡が残っていた。また、普通電車の運転士は「軌道敷地(幅約10m)の中を行き来する(生徒の)姿を見てブレーキをかけた」などと証言している。

 男子生徒は2009年春、姫路市から加西市に転居。2010/08/31は21時すぎまで事故現場近くの知人宅にいた。2010/09/01は通っている中学校の始業式だったが、学校関係者などによると、ほとんど登校していなかった。

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JR山陽本線 姫路〜英賀保
 2010/08/31 21:30頃、JR山陽本線 姫路〜英賀保(姫路市岡田)で、線路上にいた男性が普通電車(4両編成、上郡発姫路行き)にはねられ死亡した。
 姫路警察署によると、亡くなったのは、加西市立中学2年の男子生徒(13)。普通電車の運転士が約100m手前で、下り線路側から上り線路内に入ってきた人影に気づき、非常ブレーキをかけたが間に合わなかった。現場は陸橋の下で、線路の両側には高さ2mほどのフェンスがあった。男子生徒は携帯電話と学生証を持っていた。
 JR西日本によると、この事故でJR山陽本線は約70分運転を見合せ。4本が運休、16本が最大85分遅れ、約7500人に影響した。

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JR神戸線 東加古川駅、甲子園口駅
 2010/08/31 15:22頃、JR神戸線 東加古川駅(加古川市平岡町新在家)で、加古川市内の男子大学生(23)が、東加古川駅を通過中の新快速電車(8両編成、姫路発長浜行き)にはねられ即死した。
 また、2010/08/31 15:49頃、JR神戸線 甲子園口駅(西宮市)で、京都府嘱託職員の男性(62、京都市)が、甲子園口駅に停車しようとした普通電車(7両編成、須磨発松井山手行き)にはねられ、即死した。
 JR西日本によると、いずれの男性も電車が駅に入ってくる直前、ホームから線路に飛び降りた。

 これらの事故で、JR神戸線は大阪〜姫路で運転を見合わせ、45本が運休、48本が最大88分遅れ、約3万8千人に影響した。
スカイマーク:神戸経由便を直行便に変更 羽田〜熊本線、羽田〜鹿児島線 <2010/08/30>

 スカイマークは、2010/10/31より羽田〜熊本線と羽田〜鹿児島線を、これまでの神戸空港経由の運航から直行便での運航とし、それぞれ1日3往復6便体制とすることを発表した。
 神戸〜熊本線、神戸〜鹿児島線はそれぞれ1日2往復4便体制となる。
 その他、神戸〜奄美線は2010/10/31で運休する。

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スカイマーク:神戸〜鹿児島、運賃5800円から <神戸新聞 2010/06/30>を添削

 スカイマークは2010/06/30、2010/09/01に就航する神戸〜鹿児島線(1日3往復)の最も安い運賃を5800円にすると発表した。大人普通運賃は1万2800円。最安運賃は28日前までの予約が必要で、座席数に限りがある。

 また9、10月限定で鹿児島〜奄美線を運航する。鹿児島での経由時間を含め約2時間半で神戸と奄美を結ぶ。神戸からの運賃は1万1600円〜2万5600円で、需要が見込めれば定期運航に切り替える。いずれの運賃も金〜日曜・祝日は最大2000円増になる。
大鉄工業(株)に対する指名停止措置について <2010/08/13 国土交通省近畿地方整備局>を添削

 近畿地方整備局は、大鉄工業(株)が安全管理措置の不適切により公衆損害事故を起こし、同社の現場責任者が長浜区検察庁から業務上過失傷害により公訴を提起されたことについて、2010/08/13、指名停止の措置を行った。

1.案件の概要
 大鉄工業(株)が受注したJR米原駅の工事において、フェンスを固定する針金を一部切断したまま放置したことにより、貨物列車が通過する際に飛ばされたフェンスがホームにいた乗客3人に当たり重軽傷を負わせた。
 このことで、2010/07/06、大鉄工業(株)現場責任者が長浜区検察庁より業務上過失傷害の罪で起訴、長浜簡易裁判所から刑法第211条第1項前段(業務上過失致死傷等)により罰金70万円の略式命令を受けた。

2.指名停止措置理由
 この行為は、安全管理措置の不適切により生じた公衆損害事故であり、本件事業者に対し、以下の措置を行うものである。

 指名停止業者:大鉄工業(株)大阪府大阪市淀川区宮原4-4-44 代表取締役社長 森竹淳

3.指名停止の期間
 大鉄工業(株)が安全管理措置の不適切により公衆損害事故を起こし、大鉄工業(株)の現場責任者が長浜区検察庁から業務上過失傷害により公訴を提起されたことは、指名停止措置要領別表1−6に該当するものであり、総合的に判断して下記のとおり指名停止措置を行う。

 指名停止機関 : 近畿地方整備局 ※他地整における指名停止措置はありません。
 指名停止期間 : 2010/08/13〜2010/09/12(1ヶ月)

 工事請負契約に係る指名停止等の措置要領
 別表1−6(安全管理措置の不適切により生じた公衆損害事故)
 6 一般工事の施工に当たり、安全管理の措置が不適切であったため、公衆に死亡者若しくは負傷者を生じさせ、又は損害を与えた場合において、当該事故が重大であると認められるとき。

4.備考
 大鉄産業(株)の下請負業者については、近畿地方整備局の有資格業者ではないため、指名停止措置を行わない。

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指名停止(除外)措置状況(工事等) <大津市 2010/07/12>を添削

業者名:大鉄工業(株)大阪府大阪市淀川区宮原四丁目4-44

指名停止期間:1か月(2010/07/23〜2010/08/22)

理由:2008/12にJR米原駅の工事現場で鉄製フェンスが飛び、ホ−ムにいた乗客3人が重軽傷を負った事故で、大鉄工業(株)の現場責任者が2010/07/06に長浜区検察庁から業務上過失傷害の罪で略式起訴され、長浜簡易裁判所から罰金70万円の略式命令を受けたため。

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JR米原駅の3人負傷事故:フェンス固定、片側2カ所だけ <asahi.com 2008/12/26>を添削

 JR米原駅ホームで鉄製フェンスが飛び、乗客ら3人が負傷した事故で、JR西日本は2008/12/26、このフェンスが片側2カ所しか固定されていなかったと発表した。通常は両側の計4カ所が固定されており、不安定だったフェンスが貨物列車通過の際の風圧で飛ばされたとJR西日本は見ている。

 事故は2008/12/10 13:20ごろ発生。当時はホームの一角を網状のフェンス(1.8m四方)で囲い、大阪市淀川区の建設会社の作業員ら6人が階段新設工事で溶接作業をしていた。フェンスは足場として使っていた鉄製の柱などに、太さ2.5mmの針金で固定されていた。

 JR西日本によると、作業員らは2008/12/10朝、ホームへ火花が飛ぶのを防ぐためにフェンス内にビニールシートを張った。その際、シートを完全に張るため、フェンスを固定していた針金のうち片側2カ所を現場の判断で外した。

 JR西日本は「フェンスが風で飛ぶ危険性を作業員らはよく分かっていなかった。今後はホーム上の工事の特異性などの教育につとめたい」としている。

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列車風圧? 工事用フェンス倒れ3人けが JR米原駅 <asahi.com 2008/12/11>

 2008/12/10 13:20ごろ、JR米原駅で、ホームの工事現場に設置されていた鉄製のフェンス(1.9m四方、約17kg)が飛ばされ、ホームにいた女性3人にあたった。熊本操車場発東京ターミナル行き貨物列車(26両編成)が通過した際に風圧で外れたとみられ、2人が重傷、1人が軽いけが。

 滋賀県警米原警察署は業務上過失傷害事件として工事関係者らから事情を聴き、フェンスが外れた原因を詳しく調べている。
 米原警察署によると、高校3年生の女性(18)が右足首を骨折。工事の誘導員の女性(58)が右足の小指の骨を折り、派遣社員の女性(33)が腕や足に軽い打撲を負った。

 調べでは、当時、7・8番ホームの一角を防塵用フェンスで囲い、エスカレーターと階段の新設工事をしていた。8番線を通過した貨物列車の風圧で、線路沿いに設置された約10枚のフェンスのうちの1枚が約20mにわたって飛ばされた。女子生徒と派遣社員の2人は大垣方面行きの電車を待っていた。
 JR西日本によると、貨物列車は米原駅を時速約65km/hで通過。後で調べたところ、フェンスがぶつかったような跡はなかった。

 工事は大阪市淀川区の建設会社が請け負い、フェンスは今年2月から設置されていた。事故当時、現場には作業員6人と警備員3人がいた。現場で補修作業にあたっていた男性によると、通常、工事用フェンスは、柱や隣のフェンスに針金を二重に通し、計4カ所を固定する。しかし、この日は溶接作業のためにフェンスの内側にカバーをかける必要があり、10時ごろに、うち1カ所の針金を外していた。
天草エアライン:神戸〜熊本線 2010/10にも撤退 <神戸新聞 2010/08/12>を添削

 天草エアライン(株)(熊本県天草市)が、1日1往復運航している神戸〜熊本線について、2010/10にも撤退する方向で最終調整していることが2010/08/11、分かった。

 出資している熊本県によると、天草エアラインは2010/10から同路線に就航するスカイマークと運航時間が重なった上、飛行時間や運賃などのサービス面でもスカイマークが上回る内容となるため、撤退を迫られた。天草エアラインは2010/11下旬に保有機体の構造検査のため運休を予定していた。熊本県担当者は「それまでには正式に撤退する」と話している。

以下、熊本日日新聞より
 天草エアラインは現在、プロペラ機のボンバルディアDHC8-103(ダッシュ8、39人乗り)1機体制#で、天草〜熊本、天草〜福岡、熊本〜神戸を運航。
 神戸線は2008/09に就航した。所要時間は80〜85分で、ジェット機のB737-800(177人乗り)を使用しているスカイマークは60〜65分。最安運賃も天草エアラインの9500円に対し、スカイマークは5800円に設定。運航ダイヤでも天草エアラインと競合する。

 天草エアラインは、熊本県53.31%、天草市22.93%、上天草市2.73%、苓北町1.2%を出資する第3セクターで、2000/03に就航。2008年度に債務超過寸前となったが、熊本県や地元3市町による財政支援で、2009年度決算は7年ぶりに黒字転換した。累積赤字は3億4400万円。
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# その他、熊本県防災ヘリを運用・整備。

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 なお、天草エアラインは、2010/08/12の広報資料で、2010/10/11の運行を最後に神戸〜熊本線を廃止すると発表した。

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スカイマーク:神戸〜熊本線 2010/10就航 <スカイマーク 2010/07/29>を添削

新路線「羽田〜熊本線(経由便)」「神戸〜熊本線」就航

 2010年10月1日(金)より、スカイマークの新路線となります「羽田〜熊本線(経由便)」を1日1往復2便体制、「神戸〜熊本線」を1日3往復6便体制にて就航いたします。

【運航ダイヤ:2010/10/01〜10/30】
羽田〜熊本線(神戸経由線)
 羽田11:15→熊本14:05、熊本11:30→羽田14:20

神戸〜熊本線
 神戸09:55→熊本10:55、熊本11:30→神戸12:30
 神戸13:00→熊本14:05、熊本15:00→神戸16:00
 神戸16:40→熊本17:45、熊本18:20→神戸19:20
JR西日本:緊急列車停止装置スイッチ切れたまま運行 <神戸新聞 2010/08/05>を添削

 JR西日本が2010/07、JR京都線や湖西線などで、緊急列車停止(EB)装置の作動スイッチが切れた状態で電車を運行していたことが2010/08/05、分かった。点検作業中のミスが原因とみられる。EB装置をめぐっては2010/03にも、作動しない状態で車両を運行していたことが明らかになっている。

 EB装置は、運転士が意識を失うなどして1分間操作をしないと警報ブザーが鳴り、さらに5秒以内に操作しないと自動的に非常ブレーキがかかる仕組み。JR尼崎脱線事故を機に国土交通省が2006/07、車両への設置を義務付けた。JR西日本の設置率は2010/06末現在で95%。2011/03末までに全車両に取り付る予定。

 JR西日本によると、2010/07/04昼ごろ、京都発近江舞子行き普通電車の運転士が湖西線の山科〜大津京を走行中、EB装置が作動しないことに気づいた。運転室の壁に取り付けたEB装置の作動スイッチが切れていたことから、3日前に点検した際に、誤ってスイッチを切った可能性が高い。
 この電車はその後2日間で、計7回営業運転に使われた。車両には自動列車停止装置(ATS)があるため、直接の危険はなかったという。

 EB装置をめぐっては、EB装置を外していた電車をJR宝塚線やJR神戸線などで運行するなど、2008/12〜2010/01に、計4編成の列車で装置の不備が発覚している。
スカイマーク:神戸〜茨城便、2010/10に再開へ <スカイマーク 2010/07/20>を添削

 スカイマーク株式会社は、2010/10/01(金)より、神戸〜茨城線の運航再開の方針を固めましたことをここにお知らせいたします。

 先般、神戸〜茨城線は、2010/09/01(水)より運休とさせていただくご案内をいたしましたが、この度茨城県をはじめとする関係各所のご尽力により、茨城空港の運用に関しての見直しが行われた旨のご連絡を頂きました。これを受け当社として検討した結果、今後は通常の定期便運航ができるものと判断し、2010/10/01(金)からの運航再開の方針を固めました。

 また、今後の機材の導入時期や運航体制の検証を行い、神戸〜茨城線に続く茨城空港からの路線展開を積極的に進め早期に複数路線化したいと考えております。なお具体的な就航地につきましては決定し次第改めてご案内いたします。

 なお、運航再開いたします神戸〜茨城線の2010/10の運航ダイヤならびに運賃につきましては、改めてお知らせいたします。

 運航再開にあたり、これからもさらに一層皆様の利便性向上につながるよう鋭意努力を重ねて参ります。今後とも何卒ご支援を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

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 神戸新聞等によると、新規就航は茨城〜中部(名古屋)便と茨城〜新千歳(札幌)便のようだ。

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スカイマークの対応に自治体困惑 神戸〜茨城便運休など <神戸新聞 2010/06/26>を添削

 「自衛隊から運航ダイヤの変更を求められた」という前代未聞の理由で、スカイマークは神戸〜茨城線を2010/08末で運休する。
 就航からわずか4カ月半。2010/04にも神戸〜福岡線を2カ月で運休するなど想定外の対応を繰り返すスカイマークに、神戸市などは困惑を隠せない。ベンチャー企業のスカイマークは大手とは違う経営戦略を持っており、空港を活性化の起爆剤としたい地元自治体との意識のずれは大きい。

 「撤退はもう決まったこと」。神戸〜茨城線廃止発表から一夜明けた2010/06/25、スカイマーク幹部はさらりと語った。神戸〜茨城線の運航計画変更届は、国土交通省航空事業課にまだ提出されていないが、今後手続きを進める。

 スカイマークは廃止の理由を「(茨城空港を共用する)航空自衛隊から、2010/07/25に予定される航空祭当日の運航ダイヤ変更を求められた」と説明する。これに対して防衛省航空幕僚監部は「当日は空港周辺の道路が渋滞するので、利用客が乗り遅れないよう30分程度の変更を提案しただけ。発着時間を指示してはいない」と反論する。

 スカイマークの言い分はこうだ。茨城→神戸便が遅れると、同じ機体を使う神戸→那覇便、那覇→福岡便も玉突きで遅れる。福岡への到着時に羽田からの便も重なると、整備士を増員するなど運航コストの上昇につながる。
 「1回だけならいいが航空祭は毎年あり、他の行事もあると聞く。低コスト運航で運賃を下げ、新たな客を増やすという経営が成り立たない」と幹部は言い切る。

 一方、地元自治体には動揺が広がる。「こんな事態が続くと、思い入れのあるPRはできない」と神戸市の担当職員はつぶやいた。物産展の開催や観光業者への営業など、茨城県側と連携し集客を進めてきた矢先だった。

 日本航空(JAL)が撤退した神戸空港にとって、スカイマークの存在は大きい。2010/07/09には神戸〜札幌〜旭川便が就航し、さらに羽田便や那覇便の増便を打ち出しているが、神戸市は「また振り回されないか心配」と明かす。

 スカイマークの相次ぐ方針転換に対し、大手航空会社の社員は「利用者のニーズや期待を無視する経営は、公共交通機関としてどうか」と批判的だ。しかし、スカイマーク幹部は「物産展や観光PRはありがたいが、われわれは移動に特化したサービスを追究している。茨城空港では、安定的に運航できる仕組みこそ重要で、自治体も発想を変えてほしい」と主張している。

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スカイマーク:神戸〜茨城線 2010/08/31で運休 <スカイマーク 2010/06/24>を添削

 スカイマーク株式会社は、2010/09より神戸〜茨城線を運休とさせていただくことを決定いたしましたので、ここにお知らせいたします。

 本件、運休に至る経緯は以下の通りとなります。

 神戸〜茨城線は当初の想定よりも好調で黒字運航を行っておりましたが、本社コストや定期整備コストを含めれば黒字にはなっておりませんでした。当社としては低価格帯の運賃で需要を掘り起こし、3便以上の運航体制を敷いた時点で完全黒字にすることを目指しておりましたが、ここに来て茨城空港は他の空港と異なり、自衛隊の指揮下で運航しなければならないことが判明いたしました。茨城空港と自衛隊との間でそのような取り決めがあるようです。

 例えば、航空祭では運航ダイヤの大幅な変更を求められておりますし、観閲式では運航の中止を求められる可能性もあるようです。これでは定期便としての運航を行うことができません。当社では機材をフルに活用することでコスト削減を図っており、茨城空港発着便での運航ダイヤの変更を行えば、その後の運航便に混乱を招くことになります。現在、茨城に就航している機材は、原則神戸に戻った後、沖縄に向かい、羽田に戻ることになっておりますが、茨城で遅延させれば羽田への到着時刻が玉突き的に遅れ、お客様が目的地までの地上交通に乗れなくなってしまうことにもなりかねません。

 このような状況下では今後の増便について消極的にならざるを得ません。増便ができなければ茨城便が完全な黒字になることはありません。この問題に関して当社が改善を求める余地はなく、従って茨城空港と自衛隊との間で「民間共用」のスキームの見直しがされるまで運休をさせていただくことを決定いたしました。

 これまでご利用頂いておりましたお客様には誠に申し訳ございませんが、民間航空会社として止むを得ない措置とご理解頂ければ幸いです。一日も早く運航を再開できることを心より願っております。
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 まあ百里基地だし。航空自衛隊が関東地方で戦闘機の運用が可能な唯一の基地だそうな。

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スカイマーク:神戸〜茨城線を2010/04開設 <神戸新聞 2010/02/06>を添削

 スカイマークは2010/02/06、神戸と茨城を結ぶ路線を新設すると発表した。2010/04/16から毎日、午前中に1往復2便を運航する。スカイマークの神戸発着は羽田、那覇、福岡に続く4路線目。2010/03/11に開港する茨城空港では、唯一の国内定期路線となる。
 神戸を午前8時すぎに出発して9時半すぎに茨城着、約1時間後に茨城を出発するダイヤを想定。普通運賃は1万2000円(羽田線は9800〜1万0800円)だが、5800〜9800円の割引運賃も設定した。

 茨城では自動チェックイン機を活用、搭乗橋などの空港施設も使わず、地上から直接飛行機に乗り降りする。整備士も神戸から乗り込んで現地で点検。運航コストを徹底して絞り込むことで、乗客が少なくても採算が取れる。

 スカイマークによると、茨城開港に合わせた神戸発着の記念フライトは、発売日に予約が埋まる人気ぶり。空港は研究施設が集まるつくば市や住友金属工業の製鉄所がある鹿嶋市に比較的近く、神戸からのビジネス利用が見込める。
たこフェリーに存在感 超大型車両が大橋渡れず <神戸新聞 2010/07/15>を添削

 洲本市内の架橋工事に使われる長さ約26mの橋桁を積載したトレーラーが、深夜の明石淡路フェリー(たこフェリー)で海を渡っている。超大型の特殊車両は明石海峡大橋の通行が認められないためで、政府の高速道路割引政策に苦戦するたこフェリーは「これだけ大きい車両を運べるのはフェリーだけ」と存在感をアピールしている。

 橋桁は鉄筋コンクリート製で、トレーラーを含む全長は約29m。神戸淡路鳴門自動車道などは一定の長さや車幅、車高、重量を超す特殊車両の通行はできず、午前0時〜5時に限って一般公道を走ることを国土交通省に許可された。トレーラー4台を使って07/07、07/08、07/14、07/16、計16本を運ぶ。未明に滋賀県内の工場を出発し、早朝に明石市内のフェリー乗場に到着。深夜を待ってフェリーに乗り込み、午前0時以降、淡路島内を移動する。

 たこフェリーはこうした大型車両を年間250台程度輸送。今回のトレーラーは、過去に運んだ車両の中で最長。

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 鉄道があれば運べましょうに。
【衝撃事件の核心】「写欲」に負けパシャリ…撮り鉄を異例の立件 <MSN産経 2010/07/10>を添削

 「良いアングルで鉄道写真を撮りたかった」。そんな軽い気持ちで踏切内に入った男性が、書類送検される騒動があった。奈良県内のJR関西線(大和路線)で臨時特急を撮影しようと踏切内にカメラの三脚を置いたとして、奈良県警が、鉄道営業法違反の疑いで、「撮り鉄」と呼ばれる鉄道撮影愛好家を書類送検した事件。男性は不起訴(起訴猶予)処分になったが、奈良県警が書類送検に踏み切った背景には、相次ぐ撮り鉄がらみのトラブルがあった。しかも男性は、同じ公共交通機関である市営バスの運転手。いったい何が、撮り鉄たちを無謀な撮影へと駆り立てるのだろうか。
 
■「良いアングルで写真を撮りたい」

 奈良県警西和警察署によると、事件が起きたのは2010/05/09 09:50ごろ。JR大和路線 王寺~法隆寺の踏切(奈良県斑鳩町目安)で、「線路内に人が立ち入っている」と近くの女性がJR西日本に通報した。法隆寺駅から駆けつけた駅員が線路脇に放置されていたカメラの三脚を発見。付近にカメラを持っていた男性がいたため、西和警察署に連絡した。この影響で5本が最大で16分遅れたほか、2本が運休となり、約1300人に影響が出た。

 西和警察署によると、男性は、神戸市交通局に勤務する市営バス運転手(50、尼崎市)。調べに「道路で撮影していたが、車の交通量が多く、撮影しにくかった。三脚を置いたのは電車の撮影のためで、良いアングルで写真を撮ろうと思い、踏切内に入った」と供述。西和警察署は2010/06/03付で、鉄道営業法違反容疑で男性を書類送検した。男性は平城遷都1300年祭に合わせ、新大阪~奈良で2010/04~06月限定で運行された臨時特急「まほろば」を撮影しようとしていた。
 男性が勤務する神戸市交通局市バス運輸サービス課は「同じ交通事業に携わる者として、誠に申し訳なく遺憾。乗客とJR西日本の関係者に深くおわび申し上げる」とコメントを発表した。

■他府県でも…相次ぐ撮り鉄トラブル

 撮り鉄が電車の運行を妨げるトラブルは2010年に入り、近畿各地で相次いでいる。

 2010/02/14、JR大和路線 河内堅上~三郷(大阪府柏原市)で、鉄道ファンが線路内に立ち入り、快速電車の運転士が運転を一時見合わせた。

 2010/02/20、JR琵琶湖線 草津駅(滋賀県草津市)の近くで、普通電車に乗車していたJR西日本社員が、線路内に人が立ち入っているのを発見し、安全確認のため、緊急停車。JR西日本によると、この日は貸切お座敷列車「あすか」が草津駅から回送で京都方面へ向かう予定で、周辺に鉄道ファンが集結。侵入した人物はカメラの三脚を立てていたが、社員が注意しようとすると逃げた。

 重大事故につながりかねないトラブルに警察も頭を抱えているが、撮り鉄の現場を押さえることは難しく、「通報があって、警察が駆けつけたときには現場からはすでに立ち去っており、確かな証拠がないケースがほとんど」(捜査関係者)。

 奈良県斑鳩町の事件では、JR西日本は「電車が止まったわけではなく、大きな影響はなかった」という理由で、被害届の提出は見送った。しかし、西和警察署は「一歩間違えば、公共交通機関に対して大きな危険を及ぼしかねない」と判断。男性が線路脇に置いたままにしていた三脚も残っていたことから立件は可能とみて書類送検した。
 「今回は物的証拠を押さえたことが大きかった。軽微な犯罪かもしれないが、本人と社会に対して警鐘を鳴らすことで、今後起こり得る重大事案への抑止になると考えている」と捜査関係者。

 奈良地検は2010/06/30、「十分に反省している」などとして男性を起訴猶予としたが、西和警察署によると、鉄道営業法違反(鉄道地内立ち入り)罪の罰則は1000円以上1万円以下の科料。大きな額ではないが、線路上に物を放置するなどより悪質なケースでは、2年以上の懲役刑が科される列車往来危険罪の適用も検討される場合がある。

■ブルトレブームの申し子たち

 罰せられるリスクを背負い、さらには命の危険を冒してまで、線路敷地内に侵入する撮り鉄たち。その歪んだ情熱はどこからくるのだろうか。

 書類送検された男性が写真を撮影していた奈良県斑鳩町の現場は、周囲に水田が広がる集落近くの踏切。近所に住む70代の男性は「(事件当日は)カメラを持った3~4人の男性が踏切近くにいた。騒ぎを起こしているという感じではなく、周囲の人に迷惑をかけている感じでもなかった。ただ、事件後はそんな人たちを見かけることも少なくなった」と振り返る。

 事件から1カ月が過ぎた2010/06。現場では、望遠レンズをつけたカメラを手に、男性会社員A(42)がシャッターを切り続けていた。Aは撮り鉄歴30年。書類送検された男性と同じく、「まほろば」号の写真を撮りに来た。
 ただ、事件の感想を聞くと、「この近くにはもっと良い撮影スポットがたくさんあるのに、どうしてこの踏切にこだわったのか」と首をかしげた。撮り鉄ら写真愛好家は、写した風景や対象への気持ちを「写欲」と表現する。「ここは、それほど写欲はそそられない」とA。

 Aによると、撮り鉄が最も熱狂した時代は昭和50年代の「ブルトレ(ブルートレイン、寝台特急)ブーム」の時だった。「当時は老いも若きもブルトレに夢中になった。その時の情熱を忘れず、今も撮影にハマってしまう人は多い」。書類送検された男性についても「そのころは中学生前後。当時から鉄道写真を愛好していたのではないか」と想像した。実際、神戸市によれば、男性は中学生のころから鉄道ファン。写真を撮り始めたのは、就職してからだというが、撮り鉄歴は30年近くになる計算だ。

 相次ぐ撮り鉄のトラブルについて尋ねると、Aはこう話した。「ブログなどネットで写真を披露する場が広がったことも、撮り鉄の行動がヒートアップする一因かもしれない。多くのファンは常識の範囲内で撮影して楽しんでいるが、かっこいい写真を撮り、ネット上で注目されたいという風潮が一部にあるのかも」

 マナーを守らない一部のファンの行動のために、それまで自由に撮影できていたスポットに柵が設けられ、撮影しにくくなるケースもあったというA。「(書類送検された男性は)自分の行動で自分の首を絞めただけだ」と残念そうにつぶやいた。

 神戸市によると、書類送検された男性は、鉄道マニアであることはごく親しい人間に打ち明けていただけで、撮影した写真を何らかの形で公表していたかどうかは不明。西和警察署では反省する素振りをみせたものの、鉄道の撮影をやめるという言葉はなかった。

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奈良の「撮り鉄」男 神戸市交通局職員だった <MSN産経 2010/06/07>を添削

 JRの臨時特急を撮影しようと、踏切内の線路脇にカメラの三脚を置いたとして、奈良県警西和警察署が鉄道営業法違反の疑いで書類送検した男(50、尼崎市)が、神戸市交通局に勤務する神戸市営バスの運転手だったことが2010/06/07、西和警察署への取材で分かった。西和警察署は当初、男の職業を「会社員」と発表していた。

 西和警察署によると、運転手は「いままで道路で撮っていたが、アングルがいいので踏切内に入ってしまった。今後は気をつける」と話している。

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異例、撮り鉄を立件 被害届なくても書類送検 警鐘 <MSN産経 2010/06/04>を添削

 臨時特急を撮影しようと踏切内にカメラの三脚を置いたとして、奈良県警西和警察署が、鉄道営業法違反の疑いで、兵庫県尼崎市の男性会社員(50)を書類送検したことが2010/06/04、西和警察署への取材で分かった。男性は容疑を認めている。
 鉄道撮影の愛好家「撮り鉄」の立件は異例。JR西日本は被害届を出していないが、西和警察署は「全国で撮り鉄をめぐるトラブルが相次ぎ、警鐘の意味がある」としている。

 送検容疑は2010/05/09、JR大和路線 王寺~法隆寺の踏切(奈良県斑鳩町目安)で、臨時特急の写真を撮影するために踏切内の線路脇にカメラの三脚を置いた。このトラブルで2本が部分運休、5本が最大16分遅れ、約1300人に影響した。男性が撮影しようとしていたのは臨時特急「まほろば」で、平城遷都1300年祭を記念して運行していた。

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撮り鉄?JRに遅れ 大和路線、線路脇に三脚 <2010/05/09 MSN産経>を添削

 2010/05/09 09:50ごろ、JR大和路線 王寺~法隆寺の踏切付近(奈良県斑鳩町目安)で「線路内に人が立ち入っている」と、JR西日本に連絡があった。
 安全確認のため付近の電車が徐行し、駆け付けたJR西日本社員が線路脇でカメラの三脚を発見。近くにいた持ち主の男性が返却を求めたため、JR西日本は西和警察署に連絡した。乗客にけがはなかった。西和警察署によると、三脚は男性に返却。JR西日本によると、被害届は出していない。
(後略)
レール継目板766本盗難 吹田の貨物駅、510万円相当 <読売新聞 2010/07/08>を添削

 鉄道・運輸機構 国鉄清算事業西日本支社は2010/07/07、大阪府吹田市で建設が進められているJR貨物の吹田貨物ターミナル駅(仮称)で、レールの継目板766本(計約15t、約510万円相当)が盗まれたと発表した。吹田警察署が窃盗容疑で捜査している。

 鉄道・運輸機構 国鉄清算事業西日本支社によると、レールとレールをつなぐ継目板(鉄製、縦約90cm、横約10cm、重さ約20kg)は2010/05下旬から、工事現場の出入口近くに、計920本を数十本ずつ積み重ね、12ブロック(1ブロック約1.5t)に分けて保管していた。2010/07/05 10時頃、担当者が、このうち10ブロックがなくなっているのに気付いた。2010/06/08に確認した際にはあった。出入口の鍵や周囲のフェンスに異常はなかった。
名古屋臨海高速鉄道(株)事業再生ADR手続申請へ 負債総額約460億円 <東京商工リサーチ倒産速報 2010/07/06>を添削

~第3セクター「あおなみ線」運営会社~ 

 名古屋臨海高速鉄道(株)(名古屋市港区十一屋1-46、設立1997/12、資本金157億円、社長 齋藤圭三、従業員159名)は2010/07/05、私的整理の一つである事業再生ADR(裁判外紛争処理手続き)を2011/07/06に申請すると発表した。

 2010/03期決算時点の負債総額は約460億円。

 名古屋市、愛知県、JR東海など19社が出資する第3セクター、国際港湾名古屋港と名古屋都心部15.2kmを結ぶ旅客路線あおなみ線を2004/10開業した。

 しかし、1日あたりの乗車人員は当初見込みの6万6000人に対して半分以下の2万7000人にとどまり、初期工事費用750億円の借入金や償却負担は重く、設立当初から連続赤字を計上。2010/03期は営業収益18億9244万円に止まり、鉄道事業用資産の減損損失を特別損失(413億円)に計上、最終赤字は436億円と巨額に達し、債務超過(414億円)に陥った。

 今後は、資本金157億円の全額減資、愛知県と名古屋市からの借入金計307億円は債務の株式化、日本政策投資銀行が債権放棄する約120億円は名古屋市が損失補填する予定。さらに減資後の増資、資産圧縮、人件費削減を行うことで再建を図り早期の黒字化を目指す。

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名古屋・あおなみ線脱線事故:調査報告書が公表される <2009/06/22>

 2008/10/23に起きた、あおなみ線(名古屋臨海高速鉄道西名古屋港線)名古屋駅構内の列車脱線事故について、国土交通省運輸安全委員会より、鉄道事故調査報告書が公表された。

 列車脱線の原因については、「本件運転士が手歯止めを撤去しないで、本件列車を出発させたため、手歯止めに車輪が乗り上げ、4両目の後台車第2軸が右に脱線したことにより発生したものと考えられる。」(中略)「本件運転士が手歯止めを撤去しなかったことについては、運転士作業要領によらず、自身の経験による判断で出区点検作業を行ったことにより、撤去を失念した可能性があると考えられる。」としている。

 名古屋臨海高速鉄道では「既に運転士への再教育の実施、全社員への安全最優先意識の周知徹底、手歯止め撤去確認の運転士と運輸社員による二重チェックの実施など、再発防止策に努めている」としている。

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名古屋・あおなみ線脱線:業過往来危険容疑、運転士を書類送検 <毎日新聞 2009/02/06>

 名古屋臨海高速鉄道(あおなみ線)名古屋駅で2008/10に起きた脱線事故で、愛知県警捜査1課と中村警察署は2009/02/06、男性運転士(64)を業務上過失往来危険容疑で名古屋地検に書類送検した。
 容疑は、2008/10/23 05:30ごろ、最後尾車両の車輪にかけていた木製車輪止めを外さず走行し、この車両を脱線させた。中村警察署によると、男性運転士は「他のことを考えていて外すのを忘れた」と話している。

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車輪止め外し忘れたまま発車 名古屋駅で始発電車脱線 <asahi.com 2008/10/23>を添削

 2008/10/23 05:30ごろ、あおなみ線名古屋駅構内で、普通電車(名古屋発金城ふ頭行き、4両編成)が脱線した。乗客約25人に怪我はなかった。中村警察署は業務上過失往来危険の疑いで男性運転士(64)から事情を聴いている。
 名古屋臨海高速鉄道と国土交通省によると、脱線したのは最後尾車両の後ろ側の台車の全車輪。電車はこの日の始発電車で、前夜から最後尾車両の車輪に木製の車止めをかませて名古屋駅のホームに止めていた。運転士がこの車輪止めを外さないまま発車、約230m走ったところで乗り上げて脱線した。乗客は電車を降り、歩いて名古屋駅に戻った。
 この事故で、あおなみ線は22:30まで運休。隣接する線路をJR東海名古屋車両区からの車両の出入庫で使うため、JR武豊線とJR関西線の一部電車でも運休や遅れが出た。
神戸市営地下鉄 新長田駅(西神山手線、海岸線)に、「鉄人28号前」という副駅名が付きます。神戸市記者発表

次は、新長田、新長田、鉄人28号前です。

地下鉄新長田駅に副駅名(鉄人28号前)を命名
ICOCA操作し無賃乗車2年8カ月 神戸市営地下鉄の駅員 懲戒解雇 <MSN産経 2010/07/02>を添削

 神戸市営地下鉄海岸線の改札業務を請け負う神戸市の外郭団体 神戸交通振興(株)は2010/07/02、海岸線みなと元町駅の男性駅員(59)がIC乗車券ICOCAの入場記録を不正に消去し、2年8カ月にわたって無賃乗車していたと発表した。神戸交通振興は2010/07/02、この駅員を懲戒解雇。兵庫県警生田警察署に告発する方針。

 神戸交通振興によると、駅員は降車駅の自動改札機を強引に突破するなどした後で入場記録を消去。カードを再使用できるようにしていた。不正は2007/10〜2010/06、JRや神戸市営地下鉄などで計62件。被害額は計約1万9000円にのぼる。主に通勤に使っていた。
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